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November 19, 2006

中国人強制連行~被害者4万人の叫び②

 強制連行の歴史~「牛や馬より下だった」~634人死亡、賃金も未払い

 中国人強制連行・強制労働はアジア太平洋戦争の末期に起きました。朝鮮人の強制連行は1939年からでしたが、国内の労働力が不足した日本政府は42年11月27日、「華人労務者内地移住に関する件」を閣議決定しました。

 翌年4ー11月までに約2千人の中国人を試験的に「移入」し、その後本格的実施に移しました。

 「移入」には日本軍が関与しました。被害者は「印刷彫刻局で植字作業員とした働いていたある深夜、局で寝ていたところに日本兵が来てマネジャーとともに捕らえられた」(山東省の劉鳳挌さん=2004年4月に死去、享年72歳)などと証言します。

 日本の外務省が戦後、46年に作成した「華人労務者事情調査報告書」によれば、終戦まで3万8935人の中国人が連行されました。炭鉱、鉱山、港湾など日本の35企業が経営する135事業場(次回から具体的に明示)で働かされました。

 現在の三菱マテリアルで労働させられた候順年さん(81)は11月2日、同社で訴えました。「私たちは牛や馬より下の生活をさせられた。北海道なのに薄い上着を1枚。飢えで死んだ人もいる。なぜこんなことをして謝罪しないのか!歴史と正しく向き合うべきだ!」

 約4万人の連行者中、厚生省(当時)が59年に作成した「中国人死没者遺骨調査状況」によれば、6834人が日本で命を落としました。(続きます)

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